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中国塗料の概略についてご紹介します。
コンテナ用塗料
世界経済とグローバル物流を支えるコンテナ
当社は、船舶用塗料の経験と技術を生かし、独自のコンテナ塗装仕様を開発していましたが、この分野でさらなる充実を図るため、1970年代フランスのニトロラック社と技術・販売に関して提携を結んだ頃から拡大が始まりました。1992年にはコンテナ用塗料の専用工場として、マレーシア工場を竣工、その後コンテナ生産地の移転とともに、主要製造拠点を中国へ移してまいりました。
中国塗料のコンテナ用塗料は、今でも世界中の物流会社にご愛顧いただいております。
コンテナとは
大きく分けるとドライコンテナ（一般貨物）とリーファコンテナ（冷凍・冷蔵機能有）
コンテナサイズは、ISO規格に基づき、20ftと40ftの2種類
現在コンテナの製造はほぼ中国で行われています（約95％）
求められる安全性と環境対応
内面床板（フロアボード）にはFDA（アメリカ食品医薬品局）の認証を取得した塗料を塗装
2017年以降中国での環境規制強化により、従来の溶剤系から水系塗料に転換
＊FDA ： Food and Drug Administration／アメリカ食品医薬局
コンテナ塗料分野の主力製品
低臭気型塗料（FFシリーズ）
「悪臭がない」を意味するFF（Fetid Free）シリーズは、コンテナ内面に使用される内面上塗塗料、床材塗料からキシレン、トルエン等の刺激性溶剤を除去し、さらに臭気を中和することで内面臭をマイルド化した塗料で、FDA基準に適合しています。
水系塗料（EKOMATEシリーズ）
更なる”低臭気”効果に加えて”VOC削減”にも貢献する全水系塗装システムの開発にも取り組んでいます。
＊VOC ： Volatile Organic Compounds／揮発性有機化合物
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